iPhone 6sはいつまで使える?どうも、スマホ買っちゃう系ガジェットライターちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2015年9月25日に発売が開始されたApple(アップル)の「iPhone 6s(アイフォンシックスエス)」。コンパクトで使いやすい4.7インチ、高性能な「Apple A9」チップ搭載、新色ローズゴールドが話題になったモデルです。
Appleが今秋配信予定のiOS16にて、iPhone 7のアップデート打ち切りを決めました。今後購入される方は注意してください。
本記事では、iPhone 6sのOSアップデートはいつまで続くのか、修理サポートは受けられるのか、知っておくべき不安要素を含め解説します。また、実際に使ってみた感想を踏まえつつ、2023年に購入するのはおすすめできない理由もお伝えします。
iPhone 6sはいつまで使える?2023年も利用できる?
iPhone 6sは、2023年も利用可能です。ただし、次期iOS16へのOSアップデートは打ち切られました。
現在でも日常使いできる程度の動作レスポンスを実現している素晴らしい一台ですが、OSアップデートが来なくなるため長期利用には不向きです。
緊急のセキュリティーアップデート等は期待できるものの、最新の機能を楽しむことができなくなります。少なくとも、今からiPhone 6sを購入したいという方にはおすすめできません。
iPhone 6sはどんな機種なのか?スペック・特徴を振り返る!
改めて、大人気モデルiPhone 6sのスペックを振り返っていきたいと思います。一体どんなiPhoneだったのかをしっかり確認しておきましょう。
初の3D Touch搭載モデル
最新iPhoneでは廃止されてしまった「3D Touch」。実は、3D Touch初の搭載機はiPhone 6sでした。
PUBGモバイルなど、押し込むだけで操作ができるあの感覚は凄くゲームがしやすくて好きです。今となっては、3D Touch対応機は重要ですね。
指紋認証のTouch IDが第2世代に
iPhone 6sから指紋認証のTouch IDが第2世代に変更されています。
初代のTouch IDよりも格段に認証が高速化されて、よりストレスのない認証を行えるのが素晴らしいポイントです。
新色「ローズゴールド」が大人気
iPhone 6sでは、新色「ローズゴールド」が発売されると話題になりました。個人的には、選ばなかったカラーですが、当時ローズゴールドだけ買取価格に影響が出るほど人気だったのが懐かしいです。
メモリ(RAM)が2GBになった最初のiPhone
実は、iPhoneで初めてメモリ(RAM)が2GBになったモデルは「iPhone 6s」です。
メモリが増量されたことで、明らかに動作が軽くなり、快適に使えています。Androidと比較するとメモリが少ないと感じるかもしれませんが、実際使ってみると特に問題を感じることがないのは凄いです。
iPhone 6sを今から使うなら知っておくべき不安要素
iPhone 6sを今から使うなら知っておきたい不安要素を以下にまとめました。
iPhone 6sを使う上での不安要素
- OSアップデートによる動作への影響
- バッテリー持ちへの心配
- ゲーム時にアプリが落ちたり・発熱が心配!
iPhone 6sをこれから長く使っていく上で気になることは、上記の2つです。
iPhone 6sのアップデートはいつまで受けられる?
Appleは毎年大きなOSアップデートを一度行います。iPhoneを長く使うなら、より新しいものの方が長くアップデートの恩恵を受けることが可能です。
重要
■AppleがWWDCにてiOS16対応機種を発表。iPhone 6sはアップデート対象外となりました。
アップデート対象機種機種から外れると新機能は追加されなくなったり、アプリによってはバージョンアップしないと利用できないものも出てきます。
iPhone 6sのアップデート打ち切りが決定しているため、同じホームボタン採用iPhoneを長く使うならiPhone SE 第2世代やiPhone SE 第3世代がおすすめです。
ご自身の予算次第にもなりますが、ぜひ一度検討してみてください。
数年使われたiPhone 6sのバッテリー持ちはかなり厳しい
もう一つはバッテリーについてです。数年使われた中古のiPhone 6sのバッテリーの劣化が顕著に出てきます。すでに新品で購入出来なくなりつつある同端末なので、中古で購入される方も多いはずです。
中古を購入して長く利用していくなら、一度バッテリー交換が必要な場合もあります。バッテリー交換自体は安価に行うことが可能になっているため、心配しすぎる必要はないものの、あらかじめ購入予算に入れておくのがおすすめです。
ゲーム時にアプリが落ちたり・発熱が心配!
iPhone 6sはゲームによってはまだまだ利用できるものもありますが、一部アプリで突然落ちたり、発熱がひどいことも多いです。
流石に、ゲーム時の動作は重くなりつつあるため、ゲームの快適さを求めている人は注意が必要でしょう。
iPhone 6sの修理サポート期間はいつまで?
Apple製品において、販売店への供給を停止した日から7年以上が経過したものについては修理サポートが打ち切られます。(※通称、オブソリート製品)
また、販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満のものについてはビンテージ製品となり、修理できる場合もあるが、出来ないこともあるので注意が必要です。
iPhone 6sは2018年9月に販売を終えているため、計算上は公式修理サポートを2023年9月あたりまで受けることが可能でしょう。(※保証期限の切れたApple製品の修理サービスについての詳細はコチラ:https://support.apple.com/ja-jp/HT201624)
iPhone 6sを2023年に購入しても良い人は?
2023年にiPhone 6sを購入しても良いのは、どんな人なのか以下にまとめておきました。
今からiPhone 6sを買っても良いのはこんな人
- 電話、メール、SNS、WebができればOK!
- 軽さとサイズ感、片手操作にこだわりたい!
- ホームボタンがほしい!
- 最新機能などの追加は必要ない!
- とにかく安いiPhoneを探してる!
iPhone 6sは発売から数年経過していますが、基本的な電話、メール、SNS、Webは問題なく利用可能です。常に快適かつ高速さを求めない限りは、まず問題ないでしょう。
また、新機能の追加に興味がない人なら、大型アップデートが来なくなったとしてもあまり気にする必要はありません。Appleはセキュリティアップデートなどの緊急性が高いものについては、古い機種にも対応してくれます。
最後、価格について。iPhone 6は中古でも多く販売されており、価格も約5000円程度で買えてしまう安さも魅力的と言えるでしょう。
価格が底値!中古なら7,000円程度で購入できる!
iPhone 6sは発売から約7年が経過しています。そのため、発売当初の価格から考えるとかなり安く手に入れることが可能です。
iPhone 6s 16GB発売当時の価格
- ドコモ⇒93,312円
- au⇒84,240円
- ソフトバンク⇒93,600円
現在の中古相場は、状態が良いものでも5000〜10000円あれば良いものが手に入ります。流石に、バッテリー交換は視野に入れる必要がありますが、とにかく安いiPhoneが欲しい人にとっては間違いなく魅力的でしょう。
iPhone 6sの容量には注意しよう!
iPhone選びで重要なのは、ストレージ容量です。長く使うなら、できるだけ大きめの容量を選んでおきましょう。
案外、長く使うとストレージがいっぱいになってしまってアップデートができなくて困っているという声を聞きます。
購入時からいつもより大きめのストレージを選んでおくことをおすすめします。
2023年にiPhone 6sを購入するのはおすすめできない!
結論、今から長く使う目的でiPhoneが欲しいなら、iPhone 6sではなくiPhone SE 第2世代・第3世代がおすすめです。
iPhone 6sは、間違いなく神機。ただ、流石に多くの不安要素を抱えているため、今から購入をおすすめできる一台ではなくなりつつあるように思います。
もし今からiPhone 6sを購入するなら、"とにかく安いiPhoneが欲しい"などの理由を明確にもって購入していきましょう。
念の為、中古のiPhoneを購入するにあたって、覚えてほしいことを以下にまとめておきました。
中古品のメリット・デメリット
▶中古品のメリットは、
・圧倒的に価格が安い
・状態によっては新品並に綺麗なものもある
▶中古品のデメリットは、
・使用感は中古品によって違う
・保証等がない場合が多い
・バッテリー持ちの状態が不安
中古品の最大のメリットは、圧倒的に価格が安いことです。正直、めちゃくちゃ安く買えます。
その分、iPhoneのメンテナンスが必要になる場合があるのには注意が必要。お得に買いたいなら、中古品の選択肢は外せません。ゲオオンラインストアやイオシスならiPhone 6sの中古がかなり安く買えます。
価格の割に状態が良いものも多くあるので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!
もちろん、長く同じiPhoneを使いたいのであれば、iPhone SE 第2世代や第3世代の選択肢は外せません。以下の記事を、合わせてチェックしておくことをおすすめします。