Zenfone 9の実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2022年11月4日に国内発売されたASUS製のフラッグシップ5Gスマホ「Zenfone 9 (ゼンフォンナイン)」。コンパクトな約5.9インチディスプレイ(有機EL)×リフレッシュレート最大120Hz駆動、CPUには「Snapdragon 8+ Gen 1」採用、6軸ジンバル内蔵の広角を含むデュアルカメラ搭載機です。
4,300mAhバッテリーやステレオスピーカー、おサイフケータイ、イヤホンジャック、IP68防水防塵まで備え、価格は99,800円(税込)から。今回はそんな「Zenfone 9」をメーカー様にお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもZenfone 9の実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!

個人的なZenfone 9の評価は下記のとおりです!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
本記事では、Zenfone 9のデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
Zenfone 9の外観・デザインをレビュー
Zenfone 9の外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは約5.9インチ(有機EL)、解像度は1080×2400(FHD+)。画面は明るく、発色・色味ともに問題なく、とても綺麗なディスプレイでした。屋外の直射日光下でも、見やすかったです。
ちなみに、リフレッシュレート最大120Hz対応。ウェブ検索時などに、なめらかなスクロール表示などを体験することができます。
Zenfone 9はフラットディスプレイ採用、左上にパンチホール型ノッチを備えています。
ベゼルは上部に比べ、下部がわずかに太めです。ただ、すぐに慣れてくるので気にする程ではないでしょう。
背面デザインは、上部に「デュアルカメラ」、右下下部に「ASUS Zenfone」と刻まれています。カメラの出っ張りは、SIMカード約4枚程度でした。
Zenfone 9のカラーは、ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト、スターリーブルー、サンセットレッドの4色展開です。
今回レビューしているのは、「サンセットレッド」。背面には樹脂素材を採用しており、表面は指紋が付きにくいマットな仕上げになっています。

右側面には、「電源ボタン一体型指紋認証センサー(ZenTouch)」、「音量ボタン」

左側面には、「何もありません」

下部側面には、「SIMスロット」、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、「スピーカー」
SIMスロットの開閉には、SIMピンが必要です。ちなみに、nanoSIMスロット×2仕様で、外部ストレージには非対応となっています。
Zenfone 9は、ステレオスピーカー搭載です。音については、後述。

上部側面には、「マイク」、「イヤホンジャック」
Zenfone 9の本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は約146.5mm×約68.1mm×約9.1mm、重さは約169g。6.1インチのiPhone 12などと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
絶妙にちょうど良いコンパクトなサイズ感で、持ちやすい印象。こだわりの横幅68.1mmに加え、約169gと重さも抑えられているのがとても魅力的でした。
ちなみに、片手操作については"できる印象"。僕の手だとキーボード片手打ちも問題なく、上部にあるボタンも持ち替えることなく押すことができました。
このあたりは個人差もあると思うので、レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Zenfone 9のスペック性能をレビュー
Zenfone 9のスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
Zenfone 9のスペック表
Zenfone 9のスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:ASUS公式製品ページ)
Zenfone 9のベンチマークスコア
Zenfone 9 8GB/128GB版のベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。

Zenfone 9のAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)
Snapdragon 8+ Gen 1搭載「Zenfone 9」のAntutu Benchmarkスコアは「1045143点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大40度でした。
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適な印象です。
一般的な電話、メール、ウェブ検索、SNSなどはもちろん、ゲームを楽しみたいユーザーにもおすすめな一台となっています。
Zenfone 9で利用できる設定・便利機能
Zenfone 9で利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
常時表示ディスプレイ | ○ |
アニメーション速度の変更 | ○ |
片手モード | ○ |
スクリーンオフ | ○ |
スクリーンオン | ○ |
ツインアプリ | ○(1つのアプリを2つのアカウントで利用できる) |
スマートキー | ○(指紋センサーを利用したクイックアクセスにも対応) |
背面のダブルタップ | ○(スクリーンショットやカメラ起動などができる) |
Zenfone 9は、背面2回タップで色々な機能を呼び出せる「背面のダブルタップ」や電源ボタン&指紋センサーを利用してより便利に使える「スマートキー」機能などにも対応しています。
Zenfone 9のゲーム・アプリ動作をチェック
Zenfone 9でゲームやアプリの動作を確認します。
以下の5段階で評価
- とても快適に遊べる
- 快適に遊べる
- 普通に遊べる
- ある程度遊べる(※設定次第)
- 動作が重く非推奨
それでは、早速「Zenfone 9」を使い実際に試していきます。
Zenfone 9でモンストの動作チェック
Zenfone 9でモンストの動作チェックをしていきます。結果は、"とても快適に遊べる"。
モンスターストライクは、比較的軽いゲームアプリです。一通り試しましたが、問題なく快適に楽しめます。
Zenfone 9でポケモンGOの動作チェック
Zenfone 9でポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、"とても快適に遊べる"。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、しっかり楽しめる印象。ちなみに、GPS感度も問題ありませんでした。
Zenfone 9でPUBGモバイルの動作チェック
Zenfone 9で、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、"とても快適に遊べる"。
グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、快適な印象です。チーム戦なども試しましたが、全くカクつきなどを感じずに遊ぶことが可能です。
ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約8%減、ゲーム終了後の本体温度は37.3度でした。
Zenfone 9で原神の動作チェック
Zenfone 9で原神の動作チェックをしていきます。結果は、"とても快適に遊べる"。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質にしても快適に遊ぶことが可能です。
長時間連続で遊んでもカクつきや重くなる感じはなく、快適に楽しむことができます。
ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約13%減、ゲーム終了後の本体温度は40.9度。発熱も比較的に抑えられている印象です。
Zenfone 9で使える通信キャリアをチェック
Zenfone 9で使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Zenfone 9 |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 |
4Gバンド:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/ B20/B26/B28/B34/B38/B39/B40/B41/B42 |
5Gバンド:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n77/n78 |
Zenfone 9は、国内キャリアで使うために必要なバンドに幅広く対応しています。
ただし、ドコモが運用する5G周波数帯であるn79には非対応なので、ドコモやahamoで利用したい方は注意しましょう
なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアのみ記載、各社4G通信でのみ検証)
キャリア | 利用可否 |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
基本的にはAPNの設定がプリインストールされているため、そのまま使い始めることが可能。ahamoでも通話・通信ともに問題なく利用できました。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Zenfone 9のカメラをレビュー
Zenfone 9のカメラをレビューしていきます。
Zenfone 9のカメラ・動画撮影性能をチェック
Zenfone 9は、デュアルカメラを搭載しています。
5000万画素 | 広角 / F値1.9 |
1200万画素 | 超広角 / F値2.2 |
アウトカメラには、5000万画素の広角レンズ(F値1.9)、1200万画素の超広角レンズ(F値2.2)を備えています。
インカメラの仕様は以下のとおり。
1200万画素 | 広角 / F値2.45 |
インカメラは、1200万画素の広角レンズ(F値2.45)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 24fps |
4K 撮影 | 30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | ○ |
動画については、8K/24fpsまで撮影となっています。
今回は1080p/60fpsによる撮影を試してみましたが、"しっかり撮れる"印象。6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー内蔵の広角なら動きながらの撮影でも、手ブレを抑えつつ撮影可能です。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Zenfone 9のカメラで撮影した作例
今回は、僕がZenfone 9のカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
※タップして拡大出来ます。
日中
▼広角で撮影
広角は全体的に明るく、ハッキリ撮れる印象。従来比で画角が広がり、色味についてはより濃い目に仕上がるようになっています。
▼超広角で撮影
超広角は広範囲を一枚の写真に収めることができるので、グループ撮影や広大な風景を撮るシーンなどで重宝します。
広角との色味の差が少なく使いやすい印象。従来比で、解像感も上がっています。
▼2倍ズームで撮影
2倍ズームを使えば、料理などの近くにあるものへサッと寄って撮りたい時に便利です。
2倍ズームも明るく撮影できて、画質も十分綺麗。少なくともスマホで確認する程度であれば全く問題ないでしょう。
▼最大8倍デジタルズームで撮影
デジタルズームは、最大8倍まで利用できます。流石に最大倍率は画質が粗くなるため、遠くにある被写体を鮮明に撮りたい人は注意しましょう。
その他
▼その他
夜景・暗所
▼広角で撮影(AIオフ)
▼広角で撮影(AIオン)
▼広角で撮影(夜景モード)
暗所・夜景撮影については、"しっかり撮れる"印象。光量が極端に足りない場面でも、明るめに解像感を残しつつ撮影可能です。
また、ナイトモードを使うとさらに鮮明に撮れます。白飛びをかなり抑えられていて、従来比で解像感も上がっていました。これだけ撮れれば暗所もしっかり撮れる1台と言って問題ないでしょう。
Zenfone 9のバッテリー持ちをチェック
Zenfone 9のバッテリー持ちについては、"良い"という結果になりました。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
バッテリー持ち検証
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Zenfone 9 | 100% | 97% | 93% | 89% |
Zenfone 8 | 100% | 96% | 90% | 84% |
Zenfone 7 | 100% | 94% | 85% | 79% |
iPhone 14 | 100% | 99% | 95% | 90% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、従来比で持ちが改善した印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。
今回は、高リフレッシュレートに固定ではなく"自動"を選択してテストしています。(※デフォルト設定)
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、24時間後のバッテリー残量は36%。僕の使い方なら、1日は全く問題ありませんでした。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索などを中心に利用するユーザーであれば、1日はバッテリー持ちを気にせず使えるでしょう。
Zenfone 9の指紋・顔認証をチェック
Zenfone 9は、指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。

Zenfone 9の指紋認証テスト
早速、側面指紋認証を試してみました。
精度良し、認証スピードは高速です。画面内指紋認証よりも使いやすく、失敗しにくいのがとても魅力的でした。
また、スマートキー機能として「クイックアクセス」にも対応。側面にある電源ボタン一体型指紋センサー(ZenTouchボタン)をスワイプすることで通知バーの上げ下げなどが可能です。
(※スマートキー機能の設定は、設定→拡張機能→スマートキーから可能です。 )

Zenfone 9の顔認証テスト
次に、顔認証を試していきましょう。認証速度は高速、精度も問題なしです。ちなみに、メガネをかけていても認証できます。
また、マスクしたままの認証にも対応。指紋認証と顔認証を組み合わせれば、様々シーンで快適に使えるのがとても素敵でした。
Zenfone 9のスピーカー(音質)をチェック
Zenfone 9は、ステレオスピーカーを搭載。肝心の音については、"とても良い"印象です。
▼Zenfone 9のステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture - Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な"音"をZenfone 9から出して検証してみましたが、小型モデルながらとてもクリアで、迫力あるサウンドを楽しめます。
特に、低音がしっかりしている印象。音の広がりに加え、深みまで感じられるスピーカーでした。
Zenfone 9はゲームや動画・音楽鑑賞などを本体スピーカーから出る音で楽しみたい人へ、とてもおすすめできる1台になっています。
なお、イヤホンジャックも引き続き搭載。無線イヤホンに加え、有線イヤホンも手軽に利用できるので、シーンに合わせて柔軟に使い分けできるのが嬉しいポイントでした。
Bluetoothコーデック | ・SBC:○ ・AAC:ー ・aptX:○ ・aptX HD:○ ・LDAC:○ ・aptX Adaptive:○ ※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証) |
Bluetoothコーデックは、「aptX Adaptive」や「LDAC」にも対応しています。
Zenfone 9のメリット(良いところ)
Zenfone 9を実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点)
⭕ 見やすい5.9インチ(有機EL)!直射日光下でも見やすい!
⭕ リフレッシュレート最大120Hz対応!なめらか表示体験が可能
⭕ ゲームも快適に楽しめる!安定した動作レスポンス!
⭕ 使いやすいデュアルカメラ!暗所もしっかり撮れる!
⭕ 動画性能が大幅向上!ジンバル内蔵で手ブレに強い!
⭕ 電池持ちが向上!1日は余裕!従来比で発熱しにくい!
⭕ 最大30W急速充電に対応している!
⭕ 指紋・顔認証どちらにも対応!マスク時でも快適に使える!
⭕ 物理デュアルSIM対応&イヤホンジャック搭載が魅力!
⭕ 高音質なステレオスピーカーが素晴らしい!
⭕ 独自の便利機能が豊富!自分好みにカスタマイズしやすい!
⭕ IP68防水防塵&おサイフケータイ対応
⭕ 最大2回のOSアップデート保証されている!
以上が、Zenfone 9を使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
片手操作できるコンパクトデザイン!日常使いに最適◎
Zenfone 9は、片手操作できるコンパクトなサイズ感がとても魅力的でした。
背面の独自加工とフラットな側面採用でグリップ感が増しており、片手で使っても滑りにくくなっていました。
また、デザイン・サイズ感だけではなく、片手操作しやすいように内部のUIデザインなどを最適化してあるのも素晴らしいです。
さらに、バッテリー容量UPにも関わらず、重さは約169gと従来比で変わらないのも素敵。ハイエンド機の中では十分軽く、長時間利用していても疲れにくかったです。
日常使いしやすいコンパクトハイエンドモデルを探している人は、ぜひ一度チェックしてみてください!
ゲームも快適に楽しめる!安定した動作レスポンスが魅力!
最新のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したZenfone 9は、ゲームもしっかり楽しめる快適な動作レスポンスを実現しています。
ネット検索やTwitter、動画鑑賞、PUBGなどのゲームなどを中心に使っていても持てないほどの熱さにはなることはなく、とても安定していました。
流石に負荷がかかる原神などの3Dゲームを長時間遊ぶと発熱しますが、極端なカクつきもなく、しっかり楽しめます。少なくとも、日常使いで困ることまず問題ないでしょう。
電池持ちが向上!1日は安心して使える!
Zenfone 9は、従来比でしっかりバッテリー持ちが向上。コンパクトハイエンドながら、安心の電池持ちが魅力的でした。
デフォルト設定のまま朝から晩まで1日じっくり使っても、僕の使い方であれば1日は余裕で持ってくれました。
もちろん、使い方や利用環境にもよりますが、電話やメール、ネット検索、各種SNSを中心に使われる方であれば、少なくとも一日は安心して利用できるでしょう。
Zenfone 9のデメリット(悪いところ)
Zenfone 9を実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点)
❌ 望遠レンズは非搭載!光学ズームは使えない
❌ LED通知ランプが廃止された
❌ ワイヤレス充電&microSDには非対応
❌ スピーカー出力時に本体背面が共振しやすい
以上が、Zenfone 9を使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
ワイヤレス充電&microSDには非対応!
残念ながらZenfone 9は、ワイヤレス充電&microSDに非対応となっています。
置くだけ充電や外部ストレージとしてmicroSDカードを絶対に使いたいというユーザーには不向きな1台です。
このあたりは自分の利用用途や目的を考えつつ選んでいきましょう。
スピーカー出力時に本体背面が共振しやすい!
Zenfone 9のスピーカーは、素晴らしい音を楽しめます。一方で、スピーカーの音量をある程度まで上げると本体背面が共振しやすいです。
僕自身、手に持ったままで動画鑑賞をすることも多いため、このあたりは若干気になった部分でした。
無線・有線イヤホンを中心に楽しむ人は全く問題ないものの、スピーカーから出る音を中心に楽しむ人は可能であれば一度実機で確認しておくことをおすすめします。
Zenfone 9の口コミ・評判をチェック
Zenfone 9の口コミ・評判を以下に集めてみました。
女性
コンパクトで持ちやすいサイズ感!手への収まりが凄く良い感じです。デザインは好みが分かれそうですね!スピーカーの音も良かったです!(椿さん)

Zenfone 9の評価まとめ
スマホに"コンパクトさ"と"快適な動作"、"安定したバッテリー持ち"を求めている方には、間違いなくZenfone 9がおすすめです。
個人的なZenfone 9の評価は下記のとおりです!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Zenfone 9は、片手操作しやすいサイズ感、ゲームもできる快適動作、高品質なスピーカーはとても魅力的な一台でした。
個人的には、従来モデルの弱点だったバッテリー持ちと発熱の改善をしっかり感じることが出来たのは凄く良かったです。
もちろん、それだけではなくなめらかな映像を撮れるジンバル内蔵のカメラ、側面指紋認証+マスク対応の顔認証、おサイフケータイ、イヤホンジャック搭載など必要なものは揃っています。
一方で、引き続きワイヤレス充電&microSDには非対応など、完璧な全部盛りではない点は惜しいと感じました。
とはいえ、致命的な弱点もない貴重なコンパクトハイエンド機です。そして、最安モデルは10万円を切る価格設定で、とても魅力的な1台だと感じました。
片手操作できるコンパクトなハイエンドが今ほしいならコレだ!とハッキリ言い切れる、そんなモデルでした。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひZenfone 9も一度チェックしてみてください!

Zenfone 9の価格とお得に買う方法
Zenfone 9の販売価格は以下のとおりです。
Zenfone 9の販売価格(参考価格)
- 8GB/128GB : 99,800円(税込)
- 8GB/256GB : 112,800円(税込)
- 16GB/256GB : 129,800円(税込)
Zenfone 9の本体価格は、上記のとおり。8GB/128GBが10万円を切っているのは、"とても魅力的"です。
IIJmioなどでは大幅割引を実施しているため、お得に買うなら特価セール利用をおすすめします。
どうせ買うなら、利用できるものはフル活用しつつ安く購入していきましょう。ぜひ、一度チェックしてみてください!
ちえほんさん初めまして。
いつもYouTubeと共に、とても楽しく拝見・参考にさせて頂いてます。
ようやくというか、遂に9の発売にこぎ着けた…という感じがしています。(個人的には発表がちと遅いと感じました。)
実際に自分も8(メモリ16GB、容量256GB)購入しまして、iPhone(SE2)と入れ替えつつ使用してきました。
ですが、例のramdump問題があって、やはり少し使うのを控える様になりました。
その後、予備機として中古でXperiaXZ2Compactを購入したのですが、docomo端末の為か、アプリやら設定が色々悪さをして今は置物と化しております。
性能は8でも全然問題なく使えており、急ぎ9を買う必要は無いのですが、デザインが好みなので気にはなっています。
ただし、相変わらずn79未対応なのはahamoユーザーとしてはちと厳しい為、例のramdump問題等が出そうになかったら検討してみようかと思ってます。
また、長期使用等で再レビューありましたら、参考にさせていただきます。
コメントありがとうございます!Zenfone 9はこれまで以上にこだわって仕上げてきた感じが凄いです。今のところ海外でもramdump問題は出ていないようなので、今年はしっかり対策されているような気がしますね。
無駄な検証が無くわかりやすいですね
ありがとうございます!
ちえほんさん、はじめまして!
そろそろiPhone 8から機種を替えたいなぁと思い、ちえほんさんの動画や情報を見ています!
Google pixel7かZenFone9がとても魅力的でかえるならこの2機種からがいいと思っているのですが、なるべく長く使い場合はやはり保証期間が長いGoogle pixelの方がいいんでしょうか…
もしお時間ありましたら回答いただけると嬉しいです!
モバイルドットコムtvの更新楽しみに待ってます!
応援しております✨
コメントありがとうございます!実際のトコロ何年使い続けるのかでも変わってくると思います。OSアップデートをなるべく長くということであれば、前者の方が良いですが...バッテリーの劣化等々も含め何年使いたいのかは前もってある程度考えておくのをおすすめします!!!
アフィカスではないと感じる誠実な記事ありがとう!
ありがとうございます!
これはXperia1iiから乗り換えるには持って来いですね…どこか実機おいてるところないかなぁ〜実際に見て触ってみたいんですよねぇ
コメントありがとうございます。ヨドバシカメラなんかにはあったりするみたいですよ!!
ZenFone8の存在を最近知ったばかりですが、とても魅力を感じて中古で購入したものの、その後すぐ9の発売を知り、買い替えました。
2週間ほどZenFone9を使用してみましたが、多機能高性能でありながらコンパクトなのがかなりGOODです。
本体厚みについて、私としては9.1mmは厚すぎますが、背面パネルの形状のおかげか、感覚的に厚いとは感じません。
カメラ部分も8よりかっこ良く感じ好みです。
ただ広角カメラの出っ張りは気になり、個人的には動画撮影をあまりしないので、性能よりも出っ張りを抑えてほしかったと少し思いました。
コメントありがとうございます。Zenfone 9はホント名機ですよね...!カメラの出っ張りは確かに...です。
zenfone 9ってaptx adaptiveやldacには対応していますか?
コメントありがとうございます!対応しています!
自分はarrows weを裸族使用してるのですが、Zenfone9をケース付きで使用するときに、厚さはどれくらい気になるでしょうか?
比較した感想きいてみたいです
コメントありがとうございます。利用するケースによるので、お伝えしにくいですね...!店頭実機に触れてみるのが一番良いですよ!
ちえほんさん初めまして。
iPhoneXRからの乗り換えを検討しているため、最近記事を参考にさせていただいております。
現在の機種では画面がガタつくことがある3Dのゲームアプリがあり、それをコスパよく快適にプレイしたいのでAndroidへの乗り換えを考えているのですが、ちえほんさんの記事によると、Zenfone9で原神は“とても快適に遊べる”、Zenfone10では“普通”とのこと。これは後継機種の方が性能が落ちたということなのでしょうか。
宜しければ回答お願いします。
コメントありがとうございます!10の評価に一部誤りがあったため、訂正しました。ちなみに、9より10の方が快適です!ただ、劇的に快適さが変わったとまでは言えないので、予算等で選んでよいのかなと思います。