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AirPods Proを使って感じた良い点、悪い点【使用感レビュー】

更新日:

はぁ〜また買っちゃった!どうも、ちえほん(@chehonz201)です。

2019年10月30日から発売が開始されたAppleアップルの新しい完全ワイヤレスイヤホンAirPods Proエアーポッズプロ。刷新されたデザイン、シリーズ初のノイズキャンセリングを搭載するなど、「Pro」の名に相応しい作り込まれた製品になっています。

AirPods Proには、2度驚かされました。最初は、耳に付けた瞬間に感じる静寂、二度目は外部音取り込みモードによる人との会話。衝撃的でした。

他にもカナル型とは思えない付け心地や、旧モデルよりも使いやすさが増している点など、正直お世辞ではなく買ってよかった。

本記事では、AirPods Proを使って感じた良い点、悪い点を含めて、使用感レビューをお届けします。AirPods Proの魅力が少しでも伝われば幸いです。この記事を読んで買う必要はありません、少しでも気になったら是非Appleストアへ行って試してみてください。

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AirPods Proを購入した理由

AirPods Proを購入した理由
第一世代のAirPodsが発売されたのは2016年12月13日でした。当時は、「なんだ、あのデザイン、使いにくそう、しかも高くて売れなさそう」なんて思っていて、蓋を開けてみれば予想に反して発売開始後、即品薄で予約しても1ヶ月半待ちになるほど、まじでなかなか買えない大人気商品でした。

みんなの評判を聞いてどんどん欲しくなって、気が付くと僕は手にAirPodsを握りしめていました。今でも初めてAirPodsをiPhoneと連携させた時の衝撃は覚えています。今までにない革新的な連携、しかも途切れない音、通話もクリア、気が付いたら仕事中常に付けていました。AirPodsに僕は魅了されていました。

そんなAirPodsも気が付けば購入から約3年、バッテリー持ちも悪く買い替えが必要でした。と、思ってたタイミングで「AirPods Pro」が発売になりました。しかも、ノイズキャンセリング性能が搭載されたということで、仕事で新幹線に乗ることも多い僕には買う以外の選択肢はありませんでした。

数年前の発売直後に購入出来なかった苦い思い出もあり、気が付くとポチッてました。購入した理由なんて大それたこと言ってますが、結局「欲しかった」それ以外に理由は必要ありません。

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AirPods Proの外観・デザイン・装着感

AirPods Proの外観・デザイン

それでは、早速AirPods Proの外観・デザインを確認していきましょう。パッケージは、今までのAirPodsシリーズのパッケージに似ています。最初に付いているビニールを破る瞬間が最高に気持ち良いですよね。

AirPods Proの外観

卵型とか言ったら怒られる気もしますが、見たままな感じです。初代AirPodsではバッテリーケース内部にあったLEDインジケーターが、バッテリーケースの外に変更されたおかげでバッテリーケースを開けなくてもバッテリー残量を確認出来るのは嬉しいポイントでした。

AirPods ProとiPhone 11 Pro

AirPods Proのデザインは、好みが分かれるかもしれませんが、個人的には旧モデルのデザインよりも好きです。

AirPods Pro本体

AirPods Proを手に持ってみました。旧モデルのAirPodsよりも、垂れている部分が短くなっていて見た目もよりシャープな感じになっています。

イヤーチップがやわらかい

AirPods Proのイヤーチップが凄く柔らかくて、肌への触れ心地も良い感じです。装着してみると分かりますが、普通のカナル型イヤホンよりも痛くなりにくい感じです。

AirPodsProはカナル型特有の出っ張りがない

AirPods Proはカナル型特有の出っ張りがないので、耳に差し込んでも普通のカナル型イヤホンとは違い、違和感がいつもより薄いです。実は個人的に、カナル型イヤホンは凄く苦手ですぐに耳が痛くなってしまうんですが、AirPods Proは全然違う感じです。なので、カナル型が苦手という方でも装着してみると、「あれ?全然大丈夫かも」なんて感じることは十分あると思います。

AirPods Proを装着してみた

参考までに、AirPods Proを耳に付けると上記のような感じになります。旧モデルよりも、AirPodsが目立たなくなってますね。

AirPods Proを付けて首を振ってみた

AirPods Proを耳に付けたまま結構首振っても落ちないので、無理なことしない限りは勝手に落ちたりはしないと思います。

AirPods Proと初代との違い

AirPods Proと初代AirPodsの違いを以下にまとめてみました。

AirPods Proと初代AirPodsの違い

  • バッテリーケースや本体のデザイン変更
  • インナーイヤー型からカナル型に変わった
  • ノイズキャンセリング機能が追加
  • タップ操作から感圧式に変更
  • 旧モデルよりも重くなった
  • バッテリーケースがワイヤレス充電に対応
  • 耐汗耐水性能(IPX4)に対応
  • H1イップ採用で連携がより高速化
  • LEDインジケータの位置が変更

初代AirPodsとの比較だと結構違いも多いです。特に、iPhoneと繋がるタイミングがめちゃくちゃ速くなってるのは最高でした。タイムラグが少なく、スッと繋がる感じです。

旧モデルよりも重くなった

バッテリーケースや本体の重さに関しては、わずかに重くなりました。ただし、持ち運びに影響があるとかそういうレベルではないので問題ないでしょう。

一番の大きな違いは、インナーイヤー型からカナル型への変更です。インナーイヤー型は周囲の音が聞こえやすく、耳に付けている時の圧迫感がないので好きという方も多いでしょう。僕もその一人です。そういう人がカナル型のAirPods Proに変えてどうなのかという部分ですが、AirPods Proのカナル型についてはホント驚くぐらい付けていても不満がないです。

通常のカナル型とは、構造が違うのか付けた時の圧迫感は少ないです。ただ、インナーイヤー型と比べると違和感はやはりあるのでこのあたりは実際試してみた方が良いと思います。

AirPods Proのメリット・デメリット(良い点・悪い点)

AirPods Proを実際に使ってみて感じたメリット・デメリット(良い点・悪い点)をチェックしていきましょう。

ココがメリット(良い点)

⭕ノイズキャンセリング性能が最高
⭕外部音取り込みモードの便利さが凄い
⭕iPhoneとの連携は相変わらず素晴らしい
⭕カナル型とは思えないほど、付け心地が良い
⭕ワイヤレス充電に対応している
⭕ダブルタップでの操作から長押し等による感圧式になって誤操作が減った

ココがデメリット(悪い点)

❌音質は良いけど物足りない人もいるはず
❌Androidスマホを利用している場合は必ずしも買いではない
❌本体の継続利用可能時間が短くなっている
❌曲を流していない時は若干ノイズオンがする
❌AirPods Pro本体を落としそうになる

以上が、AirPods Proを使って感じたメリット・デメリット(良い点・悪い点)です。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

AirPods Proの良かった点

まずは、良かった点から見ていきましょう。

1つ目、カナル型とは思えないほど、付け心地が良い
カナル型とは思えないほど、付け心地が良い
カナル型のイヤホン苦手マンの僕が使ってみて、今までのどのカナル型イヤホンよりもAirPods Proは付け心地が良いです。しかも、長時間していても痛くなりにくいのが特徴的です。僕の場合、カナル型イヤホンは約2時間していると耳が痛くて使えなくなります。

AirPods Proをどのぐらい付けっぱなしでいられるか、というテストを行ったところ約4時間で耳が痛くなり外しました。もちろん、AirPods Proも全く痛くならないかと言われると個人差があると思います。個人的には、普通のカナル型よりも倍以上は使ってられるという結果になりました。

正直、一日連続して4時間聞くことは滅多になく、新幹線に乗って東京に出ている間中にノイズキャンセリングを使って快適に過ごせるだけで幸せです。

2つ目、ノイズキャンセリング性能が最高
ノイズキャンセリング性能が最高
冒頭でもお伝えした通り「AirPods Pro」のノイズキャンセリング性能は凄いです。イヤホンに詳しい専門家ではなく、あくまで素人が感じるレベルでコレ以上のノイズキャンセリングは僕に必要ないと判断しました。AirPods Proで十分です。後日、新幹線等で使う予定ですが、恐らく問題ないと思います。

正直、AirPods Proのコンパクトさでこれだけノイズキャンセリングが効くのであれば、これより凄いノイズキャンセリングのヘッドホンがあっても持ち運びを考えるとAirPods Proを選ぶと思います。荷物にならないのが最高ですよね。

ちなみに、AirPods Proのノイズキャンセリングをオンにすると、周りの生活音がスッと消えます。仕組みは、外にあるマイクロフォンで外の音を検出して周囲のノイズを分析、その周囲のノイズが耳に届く前に、それを相殺する同音量のアンチノイズを作り出すことが可能です。さらに、内向きのマイクロフォンも搭載されており耳に向かって音を拾い、そのマイクロフォンが検出した残りのノイズを相殺します。ノイズキャンセリングは音信号を一秒間に200回連続的に調整してくれているようです。

騒がしいお店の店内も、外で歩いている時の生活音も、スッと消えて静寂を作り出してくれます。何か、作業する時にすぐに自分の世界に入れる感じがしていて"最高"としか言えません。

3つ目、外部音取り込みモードの便利さが凄い

正直、ノイズキャンセリングも驚きましたが「外部音取り込みモード」もスゲぇんです。イヤホンを付けたまま買い物をする際、どうしてもカナル型だとレジでのやり取り時なんだか自分じゃない声の感じがして、違和感があります。AirPods Proの外部音取り込みモードは、その違和感を取り除いてくれます。

自分の声をマイクを使って喋っているような、これまでのカナル型イヤホンでは体験したことない感覚で会話をすることが出来ます。突然話しかけられてもAirPods Proの本体を長押しするだけで、ノイズキャンセリングから外部音取り込みモードの切り替わり喋り始めれます。

個人的には、カナル型イヤホンを使うと自分の声じゃない感じで喋りにくさを感じることが多かっただけに、正直革命的な何かをAirPods Proに感じました。これだけで買いです。

AirPods Proの悪かった点

次に、悪かった点です。

1つ目、音質は良いけど物足りない人もいるはず

良くも悪くも、AirPodsシリーズの音です。どちらかというと万人向けに作られているので、誰でも聴きやすい音だと思います。凄く、音質にこだわりがある方だと恐らく物足りないと感じてしまうでしょう。

ソニーのワイヤレスイヤホンと良く比較されていますが、実際音は僕もソニーの方が良いと思います。ただ、あくまで好み的な部分なので、AirPods Proでも十分だと感じる方も多いと思います。また、旧モデルのAirPodsから考えると、少し良くなっているので買い替えでも違いを感じられます。

2つ目、曲を流していない時は若干ノイズオンがする

ノイズキャンセリングを搭載するワイヤレスイヤホンであれがちだと思うんですが、曲を流していない時にノイズが聴こえます。このノイズが椿さんはかなり苦手と言っていたので、合う合わないはあると思います。

個人的にはあまり気にならないですが、是非一度事前にノイズの違和感についてもチェックしてみてください。

3つ目、AirPods Pro本体を落としそうになる

AirPods Pro本体を落としそうになる

AirPods Proのデザインはシンプルで美しいのですが、表面がツルツルしているので取り出す際落としそうになります。これは旧モデルでも同じことを言えます。

外出時、動きながらAirPods Proを取り出そうとすると落としそうになることが何度かあったので、このあたりは何か取り出しやすさもしくは、表面のツルツル感について改善してくれると嬉しいなと思いました。

AirPods Proの設定と便利機能

AirPods Proの設定と便利機能をチェックしておきましょう。

AirPods Proの使い方

まずは、AirPods Proの基本的な設定方法をご紹介していきます。まず、AirPods Proと接続したいiPhone(iOSは最新バージョンに)を用意してください。

AirPods Proの使い方

準備が出来たら、AirPods Proを開きましょう。iPhone側でAirPodsとの接続が出れば、「接続」をタップして完了すれば使い始められます。

ちえほん
接続方法が簡単すぎるね。

これがAirPods Proの魅力だよね。
椿さん

AirPods Proの設定

AirPods Proの設定

AirPods Proの設定は、ホーム画面にある「設定」⇒「Bluetooth」⇒「AirPods Proの横にあるインフォメイションマーク」を押す。

設定画面からノイズコントロールの設定や、AirPods Proを押した時の動作を左右それぞれ選択出来ます。Siriが使いたい場合もここから設定可能です。

AirPods Proの本体からも操作可能です。

AirPods Proの便利機能
AirPods Proの便利機能
AirPods Proの便利機能は、ホーム画面にある「設定」⇒「Bluetooth」⇒「AirPods Proの横にあるインフォメイションマーク」を押す。

イヤーチップ装着状態をテスト

AirPods Proは、イヤーチップ装着状態をテストすることが可能です。密閉性をテストして、自分に合った最適なイヤーチップを見つけることが可能です。

AirPods Proの評判・口コミ

AirPods Proを実際に使った人の評判・口コミを集めてみました。

評判・口コミを探してみて感じるのは、「凄い」「最高」という意見が凄く多かったです。個人的にも、正直満足感しかないです。

AirPods Proは実際どうなのか

AirPods Proは実際どうなのか
AirPods Proは実際買いなのか。iPhoneを持ってる人で、欲しいと感じたなら絶対"買い"です。

最高のノイズキャンセリングと外部音取り込みモードは是非試して欲しい。また、カナル型が苦手な方でも凄く使いやすくなっているので、苦手な人ほど一度手にとってみてほしい製品となっています。

個人的には、僕と同様そろそろ旧モデルのAirPodsの買い替えをしたい人には超おすすめです。

値段で迷う人も多いかもしれませんが、一度使えば長く使える完全ワイヤレスイヤホンです。また、旧世代のAirPodsを持っている人であれば、実はまだまだ買取で高く買ってくれるところも多いので、買い替えて下取りに出しちゃうのもありだと思います。

最後に、AirPods Proホント凄かったです。評判どおりすぎて怖いぐらいですが、これは使ってみないと分からない。是非、一度チャレンジしてみてください。

▼カナル型が不安な方は、通常のインナーイヤー型AirPodsがおすすめです!!

一緒に買うべき保護ケース・カバー

一緒に買うべき保護ケース・カバー

旧モデルのAirPodsを使っていて一番後悔したのは、保護ケース・カバーを付けていなかったことです。凄く傷が付きやすく、擦り傷も多く付きます。是非、購入前にケースも準備しておきましょう。

僕が購入したのは、「ESR AirPods Pro ケース(ブラック)」です。早速、AirPods Proに装着してみました。

AirPods Proに装着

ケース背面

本体をしっかり覆ってくれて使いやすさも変わりません。充電コネクタ部分も埃よけが付いています。これでカバンに入れてガンガン外に持ち歩いても安心です。

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  • この記事を書いた人

ちえほん

スマートフォンを専門に取り扱うブログ+YouTubeチャンネルを運営。実際に使って感じたことを正直にお伝えします!Real Soundなど国内メディア等への寄稿やYahoo!JAPANクリエイターズプログラムでも活動中。詳しいプロフィールはこちら

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